2015年8月24日月曜日

『みんなの学校』上映会が終了しました!



8月23日に開催された『みんなの学校』上映会、多くの方がご来場下さり無事に終了いたしました。

学校の先生方、特別支援教育関連のお仕事に就かれている方、福祉関係者、保護者、学生さんなど、様々な方が映画を見て、感動を言葉で伝えてくださいました。



第一回上映の後に行われた、奈良よりお招きした大阪市立大学の堀智晴教授とアール・ド・ヴィーヴルの萩原理事長、中津川アートディレクターのお話は短い時間ながらとても密度の濃いものでした。

大空小学校はとにかくとても学校の雰囲気がいい。
そして特別支援の子どものための学校ではない。「みんなの」学校である。
大人も子どもも、人はみんな成長する。それがとても大切な点。

とても気さくなお人柄の堀先生のお話はわかりやすくて暖かく、トークが終わったあとも先生の周りにはいつまでも人の輪が残っていました。

映画では大空小学校の6年生に10人以上の「支援を必要とする」子どもが登場します。
障がいがある子どもだけでなく、両親揃って朝早く仕事に出てしまい遅刻が多い子(プールの授業が始まっているのに海パンを買ってもらえてなかった)、暴力を振るってしまう子、など、いろんな子どもたち。もちろん、普通に暮らせている子もたくさんいる。でも、その子どもたちだって誰かに助けてほしい場面はある。
時には学校の先生も助けが必要。

そういう前提で学校が存在し、担任だけではなく、特別支援の先生、地域のボランティア、校長も、全員でお互いを見守り、サポートしあって学校が成り立っていました。
「学校っていいもんですよ、だって、失敗しても明日も学校はあるんだから。明日も明後日もみんないて、何回だってやりなおせるんだから。」と、堀先生がしみじみとおっしゃいました。





『みんなの学校』を地域の人たちと共有することができたことは、アール・ド・ヴィーヴルにとって、とても貴重な経験でした。感想を語る会を持ちたいね、などという声も上がっています。




(当日パンフレットの配布やチケット半券もぎりを担当してくれた仲間たち)




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